回答
2011/07/05 10:58
アカツキさん
▼回答コメント
筋トレよりもまず!フォームを見直してみてください。筋力が必要になってくる、と感じるのはそれからずっと後です。シュートの飛距離=筋力という回答をちらほら見掛けますが、ハズレとは言いませんがアタリからはずいぶん離れています。
シュートで大事なのは、スナップと指先。シュート他でもなく「ここ」で放たれます。膝だ、と言う方もおられますが、いくら膝を使おうが「ここ」がダメなフォームはいくら打ち込もうが無駄な時間を過ごすだけです。
もう1つ大事な点は、体の「軸」です。極端な話し、下半身が決まらずとも(バランスを崩したり)上体が決まっていれば良いシュートは打てるんです。あのコービーもこれは強く言っています。
さて、なぜ筋力ではないかと言いますと、大抵の中高生プレイヤーは、力の伝え方が非常に悪い子が多いです。下から上へ、手首・指先への力の伝え方が悪く、腕の力や腕の振り・押しだしでシュートしているのをよく見ます。
『ジャンプ・シュート』をすれば一発でわかりますが、このシュートでは下半身の力、要は膝なんてもはや関係なく、上体の軸とスナップでのシュートがいかに大事か、腕の筋力がそれほど必要なくむしろ、手首の(動的)柔軟性が重要かが理解できます。良いシュートを打つプレイヤーほど肘から先が非常に綺麗(シュートに見とれてしまうほど)です。そして軸がブレない。
練習はいきなりスリーより、まずはミドル(フリースローより少し後ろ)までを身に付けることです。私がシュートを指導する際は、ゴールに極近い位置から「セット・シュート」にてノータッチで練習しています。セットの意味は、地に足が着いた状態でブレたら、地に足が着かない(ジャンプした時)状態では安定するわけがないからです。ノータッチは手首・指先の使い方は勿論、下から上への力の伝え方を身に付ける為です。
そこから僅か一歩づつ、本数設定をしながら下がりながら打ち込む。(私がやってたときは半歩)
さらに同じことを他角度から、そしてジャンプ・シュートでもやります。
するとミドルレンジにシュートの「ボリューム」ができるようになります。これが身に付くと、ビックマンの上をハイループでシュートできるようになったりもできます。
ミドルで力の伝え方を覚えると意外とスリーは楽に身に付きます。
私自身、結構ウェイトもやってましたが飛距離が伸びた、シュートが楽に打てたと言う感じはありませんでした。
正直、スリーが打ててもミドルが弱いプレイヤーは怖くありません。ミドルを入れてくれるプレイヤーのほうがこちら(監督)としてはオプションプレーがより多く組めるのと、プレイヤーとしてやっていても合わせ易いです。
「三点」よりまず「二点」の重要性、これが大事です。
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