回答
2008/09/17 01:55
konchiさん
▼回答コメント
中学校でもう12年指導しています。
殴る殴らないの議論は別として,
練習中や,ゲームの中で,選手達を叱る場面があった時,
叱られた選手が,どうして殴るくらい自分(指導者)が怒ってるのか理解してなければ,殴る意味がありません。
殴られるほど叱られる場面,怒られる場面というのは,
チームとしての約束を破った時,選手同士の約束やコーチとの約束,プレーする上での最低限のマナーを破った時でしょうね。また,歯を食いしばって頑張らなければならないところで,弱気な自分に負けてしまったり,集中してなければならない場面で,他事に気を取られついうっかり,しなければならないプレーを怠ってしまった時でしょうね。
しかも,それが原因で,チームに致命的なダメージをもたらせばなおさらです。※チームメイトにケガをさせてしまったり,チームの士気を削ぐような言動をした場合です。
当然,ゲーム中ならタイムアウトや交替で,選手がベンチに戻ってきた時,それを選手自身が自覚している事が大事だし,練習中でもその時点ですかさず呼び出して,反省させることも忘れてはならないことです。みんなの前でぶん殴られることで,恥をかかせることは仕方のないことですが,
「次は気をつけよう,次こそは上手くやってやろう,次は褒められるくらい見事に決めてやろう」と思わせるきっかけになれば,必要ではないでしょうか。ただし,ケガをさせては愚の骨頂です。
殴るよりダメージを与える叱り方,怒り方は山ほどあります。選手の性格によっては,殴らずない方法で心にダメージを与えた方が,良い結果をもたらすことは歴史が物語っています。「一つ叱れば三つ褒めよ」の言葉通りムチだけでは人は動きません。やはりアメが必要です。
結論は,「殴る時には殴る。でも,ただ殴ればいいってモンじゃないよ。」ですね。
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